

地球温暖化対策で二酸化炭素濃度の削減は喫緊の課題であり、産業機器においては一層の省エネルギー化、高効率化が求められています。
なかでも世界の総消費電力のうちモーター・インバーターなどの駆動システム50%強を占めており、これから高効率化規格「IEC61800-9」に対応した可変速駆動システムは多くの需要が見込まれます。モーター、直動システムそのものの効率改善、省スペース化、カスタマイズ要求に応える製品も登場してきました。
一方で、世界中で広がりを見せる機能安全規格「IEC61800-5-2」に対応したインバーター・サーボなどの可変速駆動システムもニーズを増しています。
駆動ソリューションデーでは、そうした駆動機器を幅広くご提案いたします。
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セミオーダーアクチュエーターのご紹介セミナー概要
黒田精工のセミオーダーアクチュエーターは、お客様のご要求に合わせたボールねじを使用し、標準シリーズ外のリード、ストローク、スピードなどを当社が設定した選択範囲内でカスタマイズいただけるサービスとなっています。
本セミナーでは、お客様の工数削減、省スペース化に貢献する当社のセミオーダーアクチュエーターについてご紹介します。
- 標準品とセミオーダー品の製作範囲について
- セミオーダーアクチュエーター概要
- ロングアクチュエーターの紹介
- 薄型超高剛性高精度アクチュエーターの紹介
講演者プロフィール
駆動システム事業部 営業部 本社営業課
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スペース、工数、コストが半分に!? 一体型ステッピングモータのご紹介セミナー概要
自動化された生産設備には多くの制御用モータが使われており、低コストで使い勝手の良いステッピングモータは、近年コストダウンを目的にサーボモータの置き換えとして採用が進んでいます。
今回は、ステッピングモータを使った設計時における課題解決事例として、スペース、設計工数、調達コストの「3つの削減」をテーマに、ドライバ・コントローラ一体型ステッピングモータ「SSA-TRシリーズ」をご紹介します。
- ステッピングモータとは?
- 装置設計時によく聞かれるお悩み
- 一体型ステッピングモータ「SSA-TRシリーズ」のご紹介
- 一体型ステッピングモータを使った「3つの削減」
- 標準モータブランド「Plexmotion」のご紹介
こんな方におすすめ!
- 生産設備メーカーの設計者様
- 生産工程の自動化に取り組まれている生産技術者様
- ステッピングモータって何?ステッピングモータについて知りたい!という方
講演者プロフィール
2010年入社。産業機器ビジネスユニットでの産業用ハイスピードカメラ営業を経て、2020年よりALビジネスユニットにて標準品モータ営業を担当。
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56mm角 2相ステッピングモータ「SANMOTION F2」のご紹介セミナー概要
56mm角の産業用2相ステッピングモータとして,業界トップのトルク性能と高効率を実現した56mm角2相ステッピングモータ「SANMOTION F2」をご紹介します。
ステッピングモータは簡素なシステムで高精度な位置決めが制御をすることができ、OA機器や半導体製造装置など幅広い用途・分野で使用されています。採用装置の性能向上を図るために、ステッピングモータに要求される性能は年々上がっています。当社では求められている具体的な性能は高トルク・低騒音・省エネルギーであると考えています。こうした市場の要求に応えるために開発した新製品です。
- ステッピングモータの特長・用途例
- 56mm角2相ステッピングモータ「SANMOTION F2」の紹介
- 従来製品と比較
- オプションラインナップ
講演者プロフィール
山洋電気株式会社に入社後、制御用モータ、冷却ファンの営業を担当。
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MELSERVO-J5シリーズ 機能安全システムのご提案セミナー概要
昨今、機能安全に関する社会のニーズが変化しており、誰が操作しても安全な装置が求められております。
当社MELSERVO-J5シリーズでは、安全を担保しながら、サーボON状態でライン停止をすることが可能です。またPLC部では、一般制御と安全制御を混在させたシステムを構築可能です。CC-Link IE TSN対応のMR-J5シリーズではプログラム不要で、必要なパラメータ設定のみで、安全信号は、安全PLCのCC-Link IE TSN経由でアンプが受け取るので、直接配線は不要です。
本セミナーでは、それら機能安全についてMELSERVO-J5で何ができるかをご紹介いたします。
講演者プロフィール
サーボシステム営業 専任
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更なる効率化に貢献する シーメンスのドライブシステムとソリューションセミナー概要
10月31日から11月12日までの期間、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が英国グラスゴーで開催されたことは皆さんの記憶に新しいと思います。2015年(COP21)パリ協定の目標を達成するには、2030年時点の温暖化ガス排出量を2010年比で45%削減する必要があります。日本は2030年度までに排出量を46%削減することを目標としていますが遅々として進まない状況です。
省エネ志向と温暖化防止意識が高まる昨今、本セミナーでは当社のドライブとモータの製品ラインアップを紹介するとともに、気候変動対策をリードする欧州の効率規制と規格の現状をご紹介いたします。日本で取り組んでいるトップランナー規制以上の策定とそのソリューションがご理解いただけます。
- 当社のドライブ製品ポートフォリオ
- 製品紹介:SINAMICSドライブ
- 製品紹介:SIMOTICSモータ
- 製品紹介:SIMOGEARギアドモータ
- 製品適用事例
- 欧州高効率規制のトレンド
- ドライブシステムソリューション
- 日本のインバータ市場と動向
講演者プロフィール
- 1992年4月 シーメンス株式会社 サービス部 プラント制御機器 サービス1課
- 2000年4月 安川シーメンスオートメーション・ドライブ株式会社(出向)サービス事業部
- 2002年4月 安川シーメンスオートメーション・ドライブ株式会社(転籍)サービス事業部
- 2017年4月 シーメンス株式会社 カスタマーサービス事業部 サービスデリバリーグループ
- 2021年10月 シーメンス株式会社 モーションコントロール事業部 事業開発部