Linuxにプラスの価値を提供|シーズウェア


表示器メーカーならではの、IoTに「+プラス」の価値をご紹介
IoTが台頭する中、製造現場におけるHMIの役割も大きく変化しています。従来型の単なる操作盤の置き換えやホストコントローラーの状態表示に加え、さまざまな情報を提供する端末としてHMIに付加価値を求められています。シーズウェアが豊富なLinux端末機器にさまざまなValueを加え、IoT時代のHMIをご提案いたします。
豊富なLinux端末機器
組込みからモバイルまで、用途に合わせたラインアップをご用意
EM8シリーズ
組込み用途に最適なオープンフレームタイプのエントリーモデル。液晶サイズは4.3型/5.7型/7W型をラインアップ。小型装置への搭載をおすすめします。
タッチパネルセンサーはレガシーなアナログ抵抗膜と、スマートフォンライクな操作性の静電容量の2種類をラインアップ。用途に合わせて選択することができます。
EMG7シリーズ
耐環境性に優れたIndustrialパネルコンピューター。
ベゼルに組み込まれた強じんなボディで、生産現場のハードな環境下でも安心してご使用いただけます。液晶サイズは7W型/10.4型/12.1型をラインアップ。タッチパネルは全機種静電容量方式を採用。
ISTシリーズ
タブレット端末が市場を拡大している昨今、生産現場でも同様のニーズが発生しています。民生向けの製品では不安の拭えない、長期供給性、耐環境性、堅牢性を兼ね備えたIndustrialタブレット、ISTシリーズ。液晶サイズは7W型、タッチパネルは静電容量方式を採用。製造現場でも安心して長期間ご使用いただけます。
Hybrid HMI でシステム構築
汎用機と専用機、両方の機能を活用
Linux環境下でプログラミングすれば、独自性の強いリッチなGUIが構築できる反面、システム構築の工数削減は重要な課題として捉える必要があります。
シーズウェアには長年装置メーカーからご愛顧いただいている作画ソフト「InfoSOSA BUILDER」があります。このソフトなら作画工数を最小限に抑え、スイッチやランプ、メーター等のGUIを短時間でシステムアップすることが可能です。
また、Linuxの環境下で汎用プログラム(QT、C++等)をプログラミングすることにより、複雑なデータ処理やグラフ等を表現することが可能です。
作画ソフト「InfoSOSA BUILDER」と汎用プログラムを混在して使用できるHybrid HMI EMシリーズはシステム構築の削減を実現しながら、IoT時代に求められる、汎用性、独自性、ユニーク性を実現することができます。
高速起動対応製品
組込みLinuxの数秒立ち上げを実現
ユニークなGUIやさまざまな外部機器との通信、自由なアプリケーションの組込み等を考えると、組込みLinuxのようなOSで制御する必要があります。しかし、通常電源投入から立ち上がりまでそれなりの時間を要します。実際、当社従来製品(Windows CE/Linux)でも実測で30秒から40秒ほどかかっているのが現実です。
アプリケーションによっては数秒での立ち上げが必要な場合もあり、30秒以上の立ち上げ時間は許されないケースも多々あります。
シーズウェアLinuxパネルコンピューターシリーズは高速立上げ版製品(Smart Start)をラインアップし、短時間立上げをご要求されるユーザー様にも対応することが可能です。対象機種はEM8シリーズを中心に展開し、快適なHMIをご提供いたします。
設定ツールが開発を後押し
Windows PCでLinux端末の設定ができる
EMシリーズ用設定ツールはシーズウェアLinux OSの機能拡張を追加するツールです。
LANケーブルで接続し、IPアドレスを設定すればネットワーク上に存在するパネルコンピューター複数台を1台のWindows PCで管理できます。このツールを活用すれば、小さい画面上での煩雑な設定(バックライト制御等)や複数台をターゲットにしたハードウェア設定、データ転送が容易になります。
関連リンク(シーズウェアWebサイト)

