シリアルデバイスサーバは、RS-232Cシリアルインタフェース搭載機器を簡単・セキュアにネットワーク対応させることができる機器です。

計測器、産業用ディスプレイ、医療機器、ラベルプリンタなど、RS-232Cシリアルインタフェースを搭載した機器と制御用PCを直接ケーブルで接続する必要がなくなり、機器の設置自由度の向上や効率化が期待できます。

SD-300の主な特長

さまざまな接続モードを搭載

Serial Port Emulation Mode

SX Virtual Link for Serial Device Serverを使用してPCのCOMポートを仮想化してネットワーク接続を行います。従来ご利用のソフトウェアをそのままご使用いただけます。

eCable Mode

RS-232C機器同士のシリアルケーブルによる接続をネットワークに変換します。2種類のRS-232C機器の間をシリアルケーブルで接続する代わりに、デバイスサーバを接続してネットワーク化する事によって、ケーブルの長さの制限から解放され、RS-232C機器のレイアウトの自由度を向上します。

Raw TCP Mode

TCPのソケット通信でシリアル通信のデータを透過的に送信します。TCPのソケットAPIを使用したアプリケーションプログラムから、本製品に接続したRS-232C機器に対して直接データを送信することができます。

従来環境をそのまま利用可能

PCのシリアルポート（COMポート）の動作を仮想化し、あたかもPCにシリアルケーブルで直接接続しているかのように使用できるので、RS-232C機器のドライバやアプリケーションソフトなどの従来環境をそのまま利用可能です。

SD-300の主な仕様

1. 付属ACアダプタの動作温度条件は0～+40℃となります。

• 記載された社名及び製品名は各社の登録商標または商標です。
• 改良のため、予告なく仕様を変更することがあります。

サイレックス・テクノロジーはハードウェア/ソフトウェア、開発、生産、販売の一貫体制を持つ国内メーカです。興味を持たれた方は、高木商会までご連絡ください。

関連リンク

• SD-300製品紹介（silex.jp）