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0.5mmピッチ ロック付きFPCコネクタ|TE Connectivity フロントフリップロック式の特長

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この記事はTE Connectivity Japan合同会社が提供する製品の情報です。

機器の小型化・高密度化が進むなか、FPCケーブルの「抜け」や「半挿し」は設計者を悩ませる課題のひとつです。とくに振動や動きのある機器では、摩擦による保持だけでは心もとない場面もあるでしょう。

TE Connectivity(TE)の0.5mmフロントフリップロック式FPCコネクタは、ロッキングキャビティとアクチュエータを組み合わせ、ケーブル保持力の強化を目的に設計された新しいFPCコネクタです。

本記事では、特長・用途・仕様を設計者・購買担当者の視点でわかりやすく解説します。

0.5mmフロントフリップロック式FPCコネクタとは

TEのFPCコネクタのラインアップに加わった、保持力強化タイプの0.5mmピッチFPCコネクタです。標準的なアクチュエータ機構にロッキングキャビティを組み合わせることで、摩擦のみに頼る構造に比べて高いケーブル保持力を発揮するよう設計されています。ケーブルの位置合わせと安定した嵌合性能にも配慮し、コンパクトな電子機器の機械的安定性を支えます。

  • 高密度実装:0.5mmピッチで高密度なPCBレイアウトに対応
  • フロントフリップロック:ケーブル挿入とアクチュエータの閉止を確実に操作
  • ロッキングキャビティ:ケーブル保持力の強化を目的とした一体構造
  • 繰り返し嵌合:繰り返しの嵌合操作を想定したアクチュエータ設計

保持構造の違い:摩擦保持から「ロック保持」へ

一般的なFPCコネクタは、接点との摩擦によってケーブルを保持します。本製品はそこにロック機構を加えることで、振動や動きが加わる環境でも抜けにくい接続をめざしています。

一般的なFPCコネクタ

摩擦による保持が中心

▶
フロントフリップロック式

アクチュエータ保持+ロッキングキャビティで保持力を強化

主な特長:保持力・組立効率・接続信頼性を両立

ロック構造でケーブル保持力を強化

アクチュエータによる保持とロッキングキャビティを組み合わせることで、標準的なFPCコネクタよりも高いケーブル保持力を狙った設計です。振動や動きのあるアプリケーションで、とくにメリットを発揮します。

フロントフリップ+ZIFで組立効率を向上

フロントフリップ式アクチュエータとZero Insertion Force(ZIF)インターフェースを採用しています。挿入力をかけずにケーブルを差し込めるため、組立作業の効率化と嵌合時の接点摩耗の低減に貢献します。

接点の安定性と耐食性に配慮

接点には金フラッシュめっきを施し、電気的接続の安定性をサポートします。さらにアンチフレッティング潤滑剤を塗布し、微摺動による腐食の低減にも配慮しています。

誤挿入・誤嵌合のリスクを低減

非対称の端子設計により、ケーブルを正しい向きへ導きます。キーイングやカラーオプションも用意されており、組立工程でのミス防止に役立ちます。

コンパクト設計と標準FPCへの対応

ライトアングル・表面実装、下接点の構成で、FPC接続を必要とする小型機器の設計に適しています。規定の厚さ範囲内であれば、標準的なFPCケーブルを使用できます。

用途・アプリケーション

小型・高密度化が求められる民生機器から、振動環境にさらされる産業機器まで、幅広い分野での活用が見込まれます。

民生・ポータブル機器スマートフォン、タブレット、ノートPC、ウェアラブル、カメラ、ゲーム機、プリンタ、複合機など
ディスプレイ・HMILCD・タッチパネル、フレキシブルディスプレイ、HMI、キーボード、トラックパッドなどの入力モジュール
イメージング・ビジョン小型カメラモジュール、マシンビジョン、監視カメラ、バーコードスキャナ、生体認証リーダーなど
産業・オートメーション産業用制御基板、自動化設備、ロボット、モーション制御、無人機器、計測器、センサインターフェースなど
IoT・組込みシステムスマートホーム機器、コネクテッドセンサ、ヒューマノイドロボット、シングルボードコンピュータ、エッジデバイス、ドローンなど
家電製品電子制御システムやディスプレイ、操作モジュールを内蔵した家電・スマート家電

主な仕様

製品名 0.5mm Front Flip Locking FPC Connectors
メーカー TE Connectivity
ピッチ 0.5mm
極数 4~80極
アクチュエータ フロントフリップロック式
挿入方式 ZIF(Zero Insertion Force)
保持構造 アクチュエータ保持+ロッキングキャビティ
実装形態 ライトアングル、表面実装
接点位置 下接点(Bottom contact)
接点めっき 金フラッシュめっき
接点処理 アンチフレッティング潤滑剤塗布
誤挿入・誤嵌合対策 非対称端子設計、キーイング・カラーオプション
対応ケーブル 標準FPCケーブル(規定の厚さ範囲内)
  • 本記事はTE Connectivityの製品資料に基づいています。対応FPC厚さ、定格、寸法などの詳細は、メーカーの製品図面・仕様書でご確認ください。
  • 製品の仕様および本内容は、予告なく変更することがあります。最新情報はメーカーWebサイトでご確認ください。
  • TE Connectivity、TEおよびTE connectivity(ロゴ)は商標です。

選定時のチェックポイント

本製品の採用を検討する際は、次の点を事前に確認しておくとスムーズです。

  • 極数:必要な信号数に対し、4~80極のどの構成が最適か
  • FPCの仕様:使用するFPCケーブルの厚さが規定範囲内か
  • 接点の向き:下接点に合わせたFPC導体面の向き・取り回しになっているか
  • 使用環境:振動や動きが加わるなど、保持力強化が求められる用途か
  • 組立工程:キーイング・カラーオプションによる誤嵌合対策が必要か

よくあるご質問

0.5mmフロントフリップロック式FPCコネクタとはどんな製品ですか?
TE Connectivityの0.5mmピッチFPCコネクタです。フロントフリップ式アクチュエータにロッキングキャビティを組み合わせ、摩擦保持のみの構造に比べてケーブル保持力を高めることを目的に設計されています。
一般的なFPCコネクタとの違いは何ですか?
アクチュエータによる保持とロッキングキャビティを組み合わせることで、標準的なFPCコネクタよりも高いケーブル保持力を狙った構造です。振動や動きのある機器での使用に適しています。
極数のバリエーションは?
4~80極の複数の極数をラインアップしています。
実装形態と接点位置は?
ライトアングル・表面実装タイプで、接点位置は下接点です。
誤挿入や誤嵌合への対策はありますか?
非対称の端子設計で正しい挿入方向へ導くほか、キーイングやカラーオプションにより誤嵌合のリスク低減に配慮しています。

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「振動のある機器でケーブル抜けを防ぎたい」「既存のFPCコネクタから置き換えられるか知りたい」など、
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0.5mm FRONT FLIP LOCKING FPCコネクタリーフレット

0.5mm FRONT FLIP LOCKING FPCコネクタ

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