netRAPID 90 | netX 90搭載 組込み通信モジュール


「netRAPID 90」は、Cortex-M4アプリケーションプロセッサが増設された最小サイズのマルチプロトコルSoCである「netX 90」を実装した超小型組込み通信モジュールです。
netRAPID 90の特長
- 超コンパクトなマルチプロトコル・ソリューション(15 x 32mm の基板にnetX 90 IoT& 産業用通信コントローラを実装)
- コンパニオン、あるいはスタンドアロンを選択可能
- ファームウェアの交換で各種産業用通信プロトコルに対応
- 外部メモリ搭載タイプはOPC UA とMQTT、Web サーバを追加可能
- 開発工数の削減、少量多品種展開に最適なソリューション
- 低消費電力でエネルギー効率の良いデザイン
スケーラブルな組込みプラットフォーム
ひとつのベース基板設計で複数のアプリケーションに対応する複数のメモリ・オプションをサポートしています。
今後新たに登場するテクノロジ・トレンドに対応するため、最新のnetXチップ・テクノロジを採用したアーキテクチャとなっています。
コンパニオンまたはスタンドアロンのソリューション

- 超コンパクトなマルチプロトコル・ソリューション(15 x 32mm の基板にnetX 90 IoT& 産業用通信コントローラを実装)
- 複数のFLASHとSDRAMメモリ・オプションを備えた
- コンパニオン・ソリューション:産業用通信モジュールとして、50MHz SPIのホスト・インターフェースで外部ホスト・マイコンに接続
- スタンドアロン・ソリューション:netX 90に内蔵された2つのArm® Cortex®-M4コアを使用(アプリケーションと通信タスクを分離)、外部マイコンが不要なシングルチップ構成
- 豊富なオンチップ・ペリフェラル・セット:I2C、SPI、UART、CAN、ADC、BiSS、EnDat、IO-Linkをサポート(モーション、エンコーダ、センサ、IO-Linkアプリケーションに対応)
工場書込みを1ロットからサポート

- netRAPID 90は完全なテストとプログラムが書込まれた状態で、自動ロボット・セルを経てトレイに梱包
- 自動製造プロセスの間に、通信スタックと同様、ユーザ・アプリケーションの書込み可能
- ユーザは1ロットから、ユーザ・プログラムが書込まれたnetRAPID 90を受取り可能
共通ソフトウェア・アプリケーション・インターフェース

- ヒルシャーのプラットフォーム戦略をベースにした共通ソフトウェアAPI提供
- 外部ホスト・マイコンまたは内部のホスト・アプリケーションからアクセス
- 周期/非周期のリアルタイム・イーサネットのデータ、TCPソケット/ イーサネット・インターフェース、およびOPC UAまたはMQTT経由のIIoTデータ用の3つの分離したチャネル
産業用イーサネット、フィールドバス、産業用IoT用プロトコル

- 1つのハードウェア・デザインで、全ての主要なリアルタイム・イーサネットのスレーブ、フィールドバスのスレーブおよび産業用IoT通信プロトコルをサポート
- 搭載されたWebサーバ、イーサネットまたはTCPソケット・インターフェースなど標準的なIT機能を含む
- 様々なユースケースや選択可能なメモリ・オプションに対応した複数のソフトウェア・パッケージを用意
netRAPID 90評価ボード
netRAPID 90の評価ボードをご用意しています。

- netRAPID 90テクノロジを簡単に評価
- netRAPID90ベースの自社製アプリケーション用開発プラットフォーム
- 機能限定版スレーブファームウェアを含む
- 評価のためのすべてのツールとマニュアルを含む
- オプションのアクセサリ: 試作用netRAPID 90ボックス
関連リンク
netRAPID 90シリーズリーフレット

