SPD分離器を内蔵した国内初のクラスⅠSPD | SHODEN


安全遮断技術SITSに対応した分離器内蔵SPD
インパルス放電電流 Iimp 12.5kAを有し、その性能を最大限に発揮できるSPD分離器を内蔵しています。雷によるSPDの故障時に、SPDを電源回路から安全に切り離すことのできる安全遮断技術SITS®を採用しています。
また、SPD分離器内蔵形、ねじアップ式端子台採用により省スペース、取り付け作業性に優れています。
特長
分離器内蔵による省スペース化と配線工数の低減
SPD分離器(電流ヒューズ)外部SPD分離器は不要です。これにより、省スペース化、配線工数の低減を実現します。

安全にSPDプラグ交換可能なセーフティプラグイン
プラグ取り外しレバーの採用により、充電部の近傍に手を近づけること無く、安全にSPDプラグを取り外すことが可能です。また、プラグを外した状態でも、IP20の感電保護が可能です。

ねじアップ式端子台による配線工数の低減
端子カバーの取り外しが不要の脱落防止機構付ねじアップ式端子台の採用により、配線工数を低減します。ネジ端子マーキングが必要な場合は、透明カバーを外して行うことができます。

故障表示、警報接点出力
故障表示と故障接点は信頼性の高い機械式です。故障接点は、SPD故障時とSPDプラグ未装着時に出力します。

公共建築工事標準仕様書、建築設備設計基準適合
公共建築工事標準仕様書 平成31年版に適合し、建築設備設計基準 平成30年版に記載する、「低圧用SPDが分離器を内蔵する場合」に適合した製品です。
日本のTOV(一時的過電圧)を考慮した安全性
JIS C 5381-11に規定するTOV値に加え、日本の電源系統の事故により発生するTOV値でも試験を実施し、安全性を確認しています。この日本のTOVは次のJIS改定時に追加される予定です。
進化した安全遮断技術SITS®を採用
従来品より、防護部品(MOV:バリスタ)故障時の発熱による熱分離性能が大幅に向上。内蔵する熱分離器は、JIS C 5381-11に規定する「SPD の故障モードを模擬するための追加試験」において、MOVが短絡故障する前(劣化状態)の温度上昇で、MOVを電源幹線から分離することが可能です。
また、内蔵するSPD分離器と熱分離器との動作協調により、漏れ電流領域から大きな短絡電流まで、SPD単体で遮断可能です。この機能によりSPD故障時の発火の危険性を排除しました。
ラインアップ
単体形式
- AFD-S12A-L
- AFD-S12A-LN
- AFD-S14A-L
- AFD-S14A-LN
組み合わせ時の形式
- AFD-S12A-LN
- AFD-S12A-LL
- AFD-S12A-LLN
- AFD-S12A-LLL
- AFD-S12A-LLLN
- AFD-S14A-LLL
- AFD-S14A-LLLN