10kmの広域無線を実現 電池交換を最小限とする LoRaWANカスタムソリューション|立花電子ソリューションズ


立花電子ソリューションズの「新次元IoTエッジデバイスソリューション」は、RENESAS社 REファミリーマイクロコントローラ(MCU)を使用し、SEMTECH社 LoRa EdgeTM(LR1110)プラットフォームと統合することで、製品の消費電力を大幅に削減できるゼロカーボンソリューションです。
低消費電力で長距離通信を実現するデバイスをご検討されているお客様に、用途や目的に合わせたデバイスを筐体の組立てまで含めてご提案するカスタムソリューションとなっています。
LoRaWAN®ソリューション
ご提案概要
IoTエッジデバイスのカスタム提案により尖った製品をご提供します。
- LoRa®無線モジュールをお客様のご要求に合わせてカスタム提案
- 超低消費電力で長距離無線通信(1-10km)を実現
- LoRa®通信とエナジーハーベストをすぐに評価できるEvaluationBoardを標準品で用意
- LoRaWAN® 、プライベートLoRa®に対応
採用のメリット
- 電池交換の頻度を大幅に低減(電力消費量の低減とソーラーパネルの活用)
- 920MHzの無線帯域を利用することで無線免許不要。無線機能実現のハードルを低減
- 屋内外トラッキング機能の実現(位置情報の取得)
- ダイポールアンテナ無しで、通信距離1km~10km(見通し)を実現
カスタム提案(量産まで)の流れ
評価用ボードである「ZeroCarbon LoRa®︎ EvaluationBoard」をご購入いただき、お客様が想定されるロケーションにてご評価いただき、デバイスのコンセプトや仕様をまとめていただきます。お客様のご希望をヒアリングした上で、最適なご提案をいたします。
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
活用例
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
LoRaWAN®ソリューションで遠隔監視の課題を解決
出典:LoRa Edge™: A Revolution in LPWAN Technology(tech-journal.semtech.com)
ZeroCarbon LoRa®︎ EvaluationBoard
「ZeroCarbon LoRa®︎ EvaluationBoard」は、LoRa®︎の通信評価が簡単にできる製品です。また、RE01内蔵のエナジーハーベスト機能やLR1110内蔵の位置検出機能も評価することができます。
主な特長
- 低電力 LoRa®︎ 通信と独自屋内外トラッキング機能 (電力は従来の10分の1)を持つマルチ無線トランシーバチップSEMTECH社製「LR1110」搭載
- 位置情報とセンサ情報を取得し LoRa® でクラウド送信できるゼロカーボンIoT機器向け評価ボード
- Private LoRa® 、LoRaWAN® Private に対応
ZeroCarbon LoRa® EvaluationBoardでできること
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
評価ボード外観・仕様
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
- 電源
-
- 外部電源モード(1.8V 3.6V)
- エナジーハーベストモード
- USB 給電モード
- メモリ
- SRAM 128KB, Program Flash 256KB
- インターフェイス
-
- PMOD1: SPI× 1ch
- PMOD2: I2C× 1ch
- USB通信
- セキュリティ
- TSIP-Lite
- 無線
-
- LoRa®/ LoRaWAN® 送受信
- GNSS (GPS,BeiDou 受信のみ
- WiFi (Passive scan) 受信のみ
- アンテナ
RFコネクタ -
- LoRa®用(SubG帯)、Wi Fi 用(2.4GHz帯)チップアンテナ実装× 2 ヶ
- LoRa®用(SubG帯)、GNSS 用(1.5GHz 帯RFコネクタ実装 × 2 ヶ
- センサ
- 温湿度センサ(HS3001)
- 電池
- 搭載(ニチコン製:SLB08115L140)
定格容量:14mAh
- ボード
- 60mm× 90mm (PCB4層基板)
関連リンク

