GPC-710はコンテックの製品です。

第10世代のIntel^®Core™プロセッサシリーズを搭載可能にしたBTO仕様の産業向けコンピューターです。インテル^®W680Eチップセット、最大32GBのDDR4メモリを搭載可能とし、高い演算能力・描画能力を実現しています。

多くの海外規格に対応しており、コンピューター単体でも海外へ輸出が可能です。

GPC-710の特長

Intel^®Core™プロセッサシリーズ Comet Lakeに対応

省電力・ハイパフォーマンスの第10 世代Coreプロセッサに対応、省電力でありながら高い演算・描画能力を実現しています。CPUはEmbeddedタイプの採用により、安定供給を可能にしています。

小さな面積で設置可能なコンパクトサイズ

サイズ264W×112H×264Dmmと小さな面積で設置可能なコンパクトサイズです。

ミラーリング（RAID1）に対応

ミラーリングの構築が可能となりシステムを冗長化できます。

• ※Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit（日/英/中/韓）のみ選択可能。

周辺機器を自在に拡張できる豊富なインターフェイス

HDMI、DisplayPort、アナログRGB、1000BASE-T×3、USB 3.2 Gen1（USB 3.0）×6、USB 2.0×2、シリアルポート×1（RS-232C/RS-422A/RS-485×1）、オーディオなどの拡張インターフェイスを搭載しています。

多くの海外規格に対応

アメリカ、中国、欧州、韓国、台湾など多くの地域にコンピューターを輸出する事ができます。仕向け地に応じた電源ケーブルも選択が可能です。

装置に組み込んで輸出したコンピューターが現地で故障した場合、日本から交換用のコンピューターを輸出する必要があります。しかし、規格の関係でコンピューター単体では輸出ができない場合には、装置の要であるコンピューターを海外で現地調達し、装置に組み込み、装置の調整をせざるをえませんでした。

このために、

• 海外現地で装置にコンピューターを搭載してからの調整に時間がかかる
• 海外で思わぬトラブルが発生した場合の対応が大変

という問題がありました。

この課題を解決するのが、コンピューター単体でも海外へ輸出ができるGPC-710 です。もう、「コンピューターの輸出」で困る事はありません。

対応している海外規格

• 日本（VCCI）
• アメリカ（FCC、CSA）
• カナダ（CSA）
• メキシコ（NOM）
• アルゼンチン（IRAM）
• 欧州（CE）
• イギリス（UKCA）
• ウクライナ（Ukr Sepro）
• 中国（CCC）
• 韓国（KC）
• 台湾（BSMI）
• オセアニア（RCM）
• 南アフリカ（NRCS LOA）
• カンボジア（KS Compliance）
• ナイジェリア（SONCAP）
• インド（BIS）
• モロッコ（CMIN）
• アゼルバイジャン（AZ）

GPC-710の主な仕様

主な仕様は以下の通りです。

設置タイプ

デスクトップ

サポートOS

Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024、
Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC 64-bit、
Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bit

CPU世代

第10世代 (Comet Lake-S)

プロセッサ

Core i5-10500TE

CPUソケット

FCLGA1200

メモリ

up to 32GB

RAS

ハードウェアモニタ（温度・電圧）、リモートパワーオン

セキュリティ

TCG TPM 2.0

ディスプレイ

1×DisplayPort、1×HDMI、1×Analog RGB

LAN

3×1000BASE-T

オーディオ

1×Line out、1×Line in、1×Mic-in

I/O

6×USB3.2 Gen1（USB3.0）、2×USB2.0、1×RS-232C/422A/485

拡張バス

1×PCI Express（x16）

ドライブベイ

2×2.5-inch bay（SATA）

入力電圧

100～240VAC

使用周囲温度

5～40°C

保存周囲温度

-20～60°C

動画で解説！「グローバル対応 産業用コンピュータ GPC-710」

関連リンク

製品の詳細は下記関連リンクにてご確認ください。

GPC-710製品ページ（contec.com）