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EtherCAT・EtherNet/IP・Wi-Fi HaLow・Modbusに対応。用途で選べるCONTECのリモートI/O新製品

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半導体製造装置の高速同期制御、自動車工場や物流システムのライン制御、そして配線が届かない広大な敷地の遠隔監視――。リモートI/Oに求められる性能は、現場によって大きく異なります。

CONTEC(コンテック)は2025年から2026年にかけて、こうした多様なニーズに応えるリモートI/O製品を相次いでリリースしました。過酷な環境でも使えるRobust I/Oシリーズに加え、CONPROSYS nanoシリーズにEtherCAT、EtherNet/IP、Wi-Fi HaLow対応のカプラユニットが加わっています。

本記事では、各シリーズの特長と、用途に合わせた選び方をわかりやすく解説します。

用途で選ぶCONTECのリモートI/O

リモートI/Oは、センサやアクチュエータの近くにI/Oを分散配置し、上位のPLCやPCとネットワークでつなぐ機器です。配線を短くまとめられるうえ、装置のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。

導入時に最も重要なのは、「どのネットワークで上位機器とつなぐか」です。CONTECでは、業界や設置環境に合わせて次の4シリーズを展開しています。

シリーズ おすすめの用途 リリース
Robust I/Oシリーズ 耐環境性と豊富な品揃えで、幅広いニーズに対応 2025年6月
CONPROSYS nano EtherCAT対応シリーズ 半導体製造装置業界 2026年3月
CONPROSYS nano EtherNet/IP対応シリーズ 自動車工場・物流システム 2026年4月
CONPROSYS nano Wi-Fi HaLow対応モデル 遠距離通信・無線LANで、広大な工場でも手軽に利用 2026年9月

耐環境リモートI/O「Robust I/Oシリーズ」

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CONPROSYS Robust I/Oシリーズは、生産現場の過酷な環境でも使えるリモートI/O製品です。産業用フィールドネットワークで汎用性の高いModbusプロトコルを採用しているため、既存のPLCやPC、IPCと組み合わせやすい点が特長です。

  • ROBUST:過酷な環境でも使用できる堅牢設計
  • USEFUL:使いやすい便利機能
  • EASY INSTALL:簡単インストール
  • FAST DEV.:手早くアプリ開発

EthernetタイプとRS-485タイプから選べる通信方式

Ethernetタイプ(CPSR-ETシリーズ/Modbus-TCP)は、汎用HUBとUTPケーブルを使った一般的なネットワーク構成に対応します。デイジーチェーンモデルもラインアップしており、HUBを使わずに機器を数珠つなぎで配線することも可能です。

RS-485タイプ(CPSR-Mシリーズ/Modbus RTU)は、最大247ノードのマルチドロップ接続と、1.2kmの通信距離に対応します。広い敷地内に点在するI/Oをまとめて扱いたい場合に適しています。

充実したラインアップ

アナログ入出力からセンサ入力、デジタル入出力、リレー出力、コンバータまで、用途に合わせて選べます。

機能 CPSR-ETシリーズ
(Ethernet/Modbus-TCP)
CPSR-Mシリーズ
(RS-485/Modbus RTU)
アナログ入出力 CPSR-ET7217、CPSR-ET7017、CPSR-ET7028、CPSR-ET7224、CPSR-ET7026 CPSR-M7017G、CPSR-M7028DG
センサ入力 CPSR-ET7015、CPSR-ET7018ZS CPSR-M7015G、CPSR-M7018ZGS
デジタル入出力 CPSR-ET7244NEW、CPSR-ET2255NEW、CPSR-ET7051、CPSR-ET7052、CPSR-ET7053、CPSR-ET7044 CPSR-M7051DG、CPSR-M7052DG、CPSR-M7053DG、CPSR-M7055UDG
リレー出力 CPSR-ET7060、CPSR-ET7066 CPSR-M7060PDG、CPSR-M7066PDG
コンバータ CPSN-I7520ARGNEW

CONPROSYS nano EtherCAT対応カプラユニットNEW

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CONPROSYS® nanoシリーズのI/Oモジュールを4枚または8枚搭載し、EtherCATサブデバイスとしてリモートI/Oシステムを構築できるカプラユニットです。高速・高精度な同期制御が求められる半導体製造装置に適しています。

形式 スロット数
CPSN-EOB471EC-41 4スロット
CPSN-EOB471EC-81 8スロット

EtherCATの実力をフルに発揮するDC同期に対応

FreeRunモードに加え、SM同期/DC同期モードに対応しています。DC同期では、複数のサブデバイスのI/Oを完全に同じタイミングで動作させることができます。複数ユニットにまたがるI/Oを揃えて動かしたい装置でも、タイミングのばらつきを抑えた制御が可能です。

※I/Oモジュールにより、使用可能な動作モードが異なります。

最小通信周期125μsec

デジタル入力32点、デジタル出力32点の構成で、最小通信周期125μsecで動作します。

※CPSN-EOB471EC-81にCPSN-DI-08L×4スロット、CPSN-DO-08L×4スロット搭載時(PDOサイズ:8Byte)

Modular Device Profile(MDP)準拠で、モジュールを自動認識

EtherCAT規格のModular Device Profile(MDP)規格(ETG.5001.1)に準拠しています。MDP規格をサポートしたEtherCAT MainDeviceであれば、スロットに接続したI/Oモジュールを自動で認識・登録するため、立ち上げ時の設定工数を削減できます。

必要な機能に合わせてI/Oモジュールを増設

CONPROSYS nanoシリーズの多彩なI/Oモジュールの中から、必要な機能に合わせて自由にI/Oモジュールを増設できます。

CONPROSYS nano EtherNet/IP対応カプラユニットNEW

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CONPROSYS® nanoシリーズのI/Oモジュールを4枚または8枚搭載し、EtherNet/IP対応のリモートI/Oシステムを構築できるカプラユニットです。自動車工場や物流システムでの活用に適しています。

形式 スロット数 定価
CPSN-EOB471EI-41 4スロット ¥25,300(税込)
CPSN-EOB471EI-81 8スロット ¥33,000(税込)

2つのLANポートで柔軟なネットワーク構成

LANポートを2つ備えており、スター型、ツリー型、ライン型など、現場のレイアウトに合わせた柔軟なトポロジーでネットワークを構築できます。

DINレール設置とねじ止め設置に対応

DINレール設置により、本製品の交換を簡単に行えます。ねじ止め設置にも対応しているため、幅広い設置状況で使用できます。

-20~60℃の広い使用周囲温度

使用周囲温度範囲は-20~60℃です。さまざまな環境で使用できます。

必要な機能に合わせてI/Oモジュールを増設

CONPROSYS nanoシリーズの多彩なI/Oモジュールの中から、必要な機能に合わせて自由にI/Oモジュールを増設できます。

CONPROSYS nano Wi-Fi HaLow対応カプラユニットNEW

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CONPROSYS® nanoシリーズのWi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)対応リモートI/Oカプラです。従来は難しかった離れた場所でも、リモートI/Oによる監視ソリューションを実現できます。広大な工場や屋外設備など、LANケーブルの敷設が難しい現場に最適です。

形式 スロット数
CPSN-MCB271AH-1-041 4スロット
CPSN-MCB271AH-1-081 8スロット

IEEE 802.11ah準拠の長距離無線通信

従来のWi-Fi規格と比べて伝送エリアが広く、通信距離は約1kmです。さらに、映像の送受信にも活用できる数Mbpsの通信速度を備えています。

Modbus TCPサーバに対応

産業分野で広く採用されている通信プロトコル、Modbusに対応しています。Modbusクライアント機能を持つ上位通信機器から、データ収集や制御を行えます。

必要な機能に合わせてI/Oモジュールを増設

CONPROSYS nanoシリーズの多彩なI/Oモジュールの中から、必要な機能に合わせて自由にI/Oモジュールを増設できます。

CONPROSYS nanoシリーズのI/Oモジュール

EtherCAT、EtherNet/IP、Wi-Fi HaLowの各カプラユニットには、CONPROSYS nanoシリーズのI/Oモジュールを組み合わせて使用します。アナログ・デジタルから通信まで、充実したラインアップを用意しています。

電圧・電流入出力モジュール 5モデル
温度入力モジュール 1モデル
デジタル入出力モジュール 13モデル
リレー出力モジュール 1モデル
積算カウンタモジュール 1モデル
RS-485通信モジュール 1モデル

4シリーズの比較と選び方

選定の第一歩は、上位機器のネットワークと設置環境の確認です。迷った場合は、以下の表を目安にしてください。

項目 Robust I/O nano EtherCAT nano EtherNet/IP nano Wi-Fi HaLow
通信 Modbus-TCP(Ethernet)/Modbus RTU(RS-485) EtherCAT EtherNet/IP Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)/Modbus TCPサーバ
主な強み 堅牢設計、豊富な単体I/Oラインアップ DC同期、最小通信周期125μsec、MDP準拠 2つのLANポート、DINレール/ねじ止め設置、-20~60℃ 約1kmの無線通信、数Mbpsの通信速度
I/O構成 機能別の単体モジュール CONPROSYS nanoのI/Oモジュールを4枚または8枚搭載
おすすめの用途 過酷な環境の生産現場、Modbus対応の既存システム 半導体製造装置 自動車工場・物流システム 広大な工場、配線が難しい離れた場所の監視

※製品の仕様および本内容は、予告なく変更することがあります。
※掲載情報はメーカー資料(2026年10月現在)に基づいています。最新情報はメーカーWebサイトでご確認ください。

よくあるご質問

どのリモートI/Oを選べばよいですか?
上位機器のネットワークで選ぶのが基本です。Modbus(Modbus-TCP/Modbus RTU)ならRobust I/Oシリーズ、EtherCATならCONPROSYS nano EtherCAT対応カプラユニット、EtherNet/IPならCONPROSYS nano EtherNet/IP対応カプラユニット、配線が難しい離れた場所ならCONPROSYS nano Wi-Fi HaLow対応カプラユニットが適しています。
EtherCAT対応カプラユニットの最小通信周期は?
デジタル入力32点、デジタル出力32点の構成で、最小通信周期125μsecで動作可能です(CPSN-EOB471EC-81にCPSN-DI-08L×4スロット、CPSN-DO-08L×4スロット搭載時、PDOサイズ:8Byte)。
Wi-Fi HaLow対応カプラユニットの通信距離はどのくらいですか?
IEEE 802.11ah規格に準拠しており、通信距離は約1kmです。映像の送受信にも活用可能な数Mbpsの通信速度を提供します。
EtherNet/IP対応カプラユニットの価格は?
定価は4スロットのCPSN-EOB471EI-41が¥25,300(税込)、8スロットのCPSN-EOB471EI-81が¥33,000(税込)です。
CONPROSYS nanoシリーズで使えるI/Oモジュールは?
電圧・電流入出力モジュール5モデル、温度入力モジュール1モデル、デジタル入出力モジュール13モデル、リレー出力モジュール1モデル、積算カウンタモジュール1モデル、RS-485通信モジュール1モデルをラインアップしています。

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