エアブロー改善にピッタリ!電源不要、追加工事不要、手軽に導入できるエアセービングユニット


加工での切粉ブロー、洗浄後の水切りブロー、ワークに付着したゴミやホコリの除去、ラベル貼りの前の除電ブローなど、エアブローは様々な現場で導入されていますが、実は工場内で使用される圧縮エアの約半分はエアブローで消費されているとも言われています。
そこで今回ご紹介したい製品は、エアブローによるエア使用量を約50%削減できる「エアセービングユニット」という画期的なエアブロー用切換弁です。
エア使用量を削減できれば、コンプレッサーの電力量削減、Co2排出の削減、ランニングコスト削減、省エネ活動への貢献と様々な効果が期待できそうですが、
実際にエア使用量を約50%も削減できるの?エア使用量削減によってブローの効果はどうなるの?既存設備に導入することは簡単か?コスト、工事期間の面は?といった気になる点もあります。
今回は特に気になる点を中心に「エアセービングユニット」がどのような製品なのか、ご紹介したいと思います。
パルスブローが省エネの鍵
「エアセービングユニット」が、エア使用量を約50%も削減できる鍵を握っているのが、「パルスブロー」というエアブロー方式です。
従来のエアブロー(連続ブロー)は連続で一定のエアを吹き付けるのに対し、パルスブローは、切換弁のON/OFFを小刻みに繰り返し、エアを発振します。OFFの間はエアを消費しないため、連続ブローと比べると、エア使用量を削減できることが分かります。
ブローの効果
気になるブローの効果についてですが、連続ブローはエアが対象ワークに回り込むのに対し、パルスブローは圧縮したエアを繰り返し対象ワークに衝突させることでゴミやホコリなどを吹き飛ばします。
それでは、実際に連続ブローとパルスブローを比較した動画をご覧ください。流量表示のエア使用量もチェックしてください。
図や表だけでは、本当に50%も削減できるの?と気になっておりましたが、動画の結果を見ると期待できそうですね。また黄色の粒の動きから分かるように、パルスブローは小刻みにエアが衝突するので、切粉ブロー、洗浄後の水切りブロー、ゴミやホコリの除塵でのブロー効果の向上も十分に期待できます。
導入が簡単!
そして「エアセービングユニット」をご紹介する最大のポイントは、導入が簡単であることです。特別な工事なども殆どいらず、既存の機器と置き換え、または追加するだけで導入できます。
オールエア式
「オールエア式」は、電源不要のオールエアタイプです。電気配線工事は不要で、エア配管工事のみで導入できます。
電気式
「電気式」は、既存の電磁弁を置き換えるだけで、パルスブローの実現が可能になります。プログラムの変更は不要です。
導入効果例
ASV5000:1ヵ所あたり、8時間/日 20日稼働の場合
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「エアセービングユニット」は、電気の専門知識が必要ではないか?プログラムの変更が必要ではないか?工事期間が長いのではないか?といった悩みを一気に解決してくれる製品です。
しかも、エアブローの効果を損なわずに、エア使用量削減、省エネ対策までできる!
エアブローでの改善をご検討中の方、ご興味のある方は、ぜひ高木商会にご相談ください。