アドバネットのインダストリー4.0 IoT プラットフォーム


幅広いIoTエッジゲートウェイおよびIoTインテグレーションプラットフォーム
アドバネットは、組込みシステムおよびIoTソリューションのリーディングプロバイダーであるユーロテックグループに属しています。このユーロテックグループは、イタリア北部のアマロという街に本拠を構え、英国、米国、フランスそして日本を含めて、世界に6つの拠点があります。アドバネットは、岡山に本社機能と工場を保有しておりファクトリーオートメーション、製造装置、交通システム、社会インフラ向けに、組込み製品とソリューションを提供しています。
IoT総合ソリューションを提供するグローバル企業「ユーロテック」
グローバル企業であるユーロテックは、システムインテグレーターや、さまざまな規模の企業に、サービス、ソフトウェア、ハードウェアを含むインターネットソリューションを提供しています。ユーロテックのソリューションを導入しているお客様は、最新のオープンソース、標準化されたソフトウェアスタック、柔軟かつ堅牢なマルチサービスゲートウェイ、優れたセンサーを使用して、現場から得られる実用的なデータを業務で活用しています。ユーロテックは、世界トップレベルのエコシステムパートナーと協力して、エンドツーエンド、もしくは、デバイスおよびデータ管理、接続および通信プラットフォーム、インテリジェントエッジデバイス、スマートオブジェクトのように、今日のビジネススタイルにフィットした優れたビルディングブロックでIoTを提供しています。
M2M/IoTにおける提供内容
M2M/IoT ソリューションにはさまざまな要素が含まれていますが、その中においてマルチサービスゲートウェイ製品、クラウドサービスそしてデザインサービスを主に行っています。また、ご要求内容次第ではカスタム製品対応もしております。
図1:M2MIntegrationPlatform
マルチサービス IoT ゲートウェイ製品の特長
- 広い温度範囲
- 海外での認証対応
- カスタム対応が可能
- インターフェースが豊富:セルラー、WiFi/BT、CAN、DIO、AI、etc
- 車載、鉄道、建機向け製品群がある
- ESF(Everyware Software Framework)の実装
各々のゲートウェイ製品にはオプションがあり、通信インターフェースの有り/無しなどが選択いただけます。また外付けのUSBセルラーモジュールの活用によって、同じゲートウェイ製品を使用しつつ、国向けによってUSBセルラーモジュールを付け替えることにより、異なる国への対応も考えられます。また、標準のゲートウェイ製品が要求仕様に合わない場合は、カスタム製品や基板にて対応させていただくご相談も可能です。
ESF(Everyware Software Framework)
JavaとOSGiベースのエンタープライズレディ IoT エッジ フレームワーク Everyware Software Framework (ESF)は、すぐに使用できるフィールドプロトコル、MQTT接続、Webベースのデータフロー設定でIoTクラウドプラットフォームへデータ送信、デバイス プロビジョニング、アドバンスドセキュリティ、遠隔操作、診断モニターなどの特長があります。ESF上のアプリケーション(bundle)開発にはEclipse IDEが使用できます。またLinuxOSのネイティブアプリケーションも開発していただけます。
図2:IoT Edge Framework
WIRES
ESF のWIRESは、データ取得、ルーティング、フィルタリング、アグリゲーションおよびアナリティックのデータフローをグラフで可視化しながら設定できます。ESFは、Webベースのインターフェースで容易にIoTアプリケーションの構成および管理が行えます。またカスタムデータフローのコンポーネントでエッジアプリケーションに十分に対応するためにJava APIをフルに対応いたします。
図3:WIRES
現在、以下のプロトコルが WIRESで対応しています。
- Modbus
- S7 PLC
- OPC-UA
詳細はこちら
Everyware Cloud(EC)
Everyware Cloud(EC)は、エッジデバイスから集めたデータをビジネスアナリティックやIoTアプリケーションにつなげるIoTインテグレーションプラットフォームです。そして遠隔デバイス管理、リアルタイムデータアクセス、データ管理および保存の全てのサービスを提供しています。
図4:What it is
Everyware Cloud の特長
デバイスとITシステムを繋げるこのプラットフォームは、以下の特長を備えています。
- データに対し柔軟なプラットフォーム
- プラットフォームに接続するデバイスのアプリケーションの数は無制限に対応可
- デバイスとアプリケーションとの多対多の接続性
- デバイスのステータスマップを実装
- 容易なデバイス接続プロセスを実装
- リアルタイムデータ解析とイベント生成に対応したルールエンジンを実装
- デバイスとの双方向通信
- 冗長性とフェイルオーバーメカニズムを実装
Webベースのプラットフォーム管理画面
(プラットフォームのコンソール画面)
このプラットフォームの管理はブラウザーからWebベースでアクセスして管理可能で、以下の特長を持っています。
- リアルタイムにデバイスおよびデータの管理
- ユーザー管理
- 即座のデータアグリゲーションおよび可視化
- ルールエンジンでのルール設定
デバイスの接続性
容易にかつ信頼性のあるデバイスの接続性とデバイス管理には、以下の特長があります。
- 拡張性を備え、最適化されたデバイスと双方向通信プロトコル
- MQTTv3.1ベース
- 効果的なEDCメッセージフォーマット
- Everyware Cloudクライアントにはサードパーティのデバイスも提供
ECのご提供方法
Everyware Cloud(EC)はクラウドを使用したサービスのご提供方法と貴社のサーバーに実装するライセンスのご提供方法をご選択いただけます。
図5:Everyware Cloud