PLCとは④ - IEC61131-3 5つのプログラミング言語


PLCプログラミング言語の グローバルスタンダード「IEC 61131-3」
「IEC 61131-3」とは、国際電気標準会議(IEC)がPLC用のプログラム言語を定義した世界共通の標準規格です。SoMachine Basicは、この規格に準拠しており、 制御システムの開発で、最も普及しているラダー方式(LD:ラダー ダイアグラム)やIL(Instruction List)、SFC( Sequential Function Chart )に対応しています。
※SoMachine Basicでは、SFCをグラフセと表現しています。

読み方は「アイイーシーろくいちちさんいちのさん」でOKです。後の4桁だけをかっこよく「イレブンサーティワン」という人もいます。
PLCは、1969年にModicon(現シュナイダーエレクトリック)が最初に商品化しましたが、プログラミングツールや言語は各メーカーで異なっていたため、欧州を中心に「ハードウェアについてはメーカーの独自性を尊重するが、プログラミング言語は統一しよう」 「誰にでもPLCのプログラムを作りやすくしよう」という概念で、1980年代のフランスとドイツでその原型ができ、その時点でガイドラインの呼称は「1131」でした。
その後いろいろな別規格とくっつき、整理され、今のIEC 61131-3になっています。「IEC 61131-3」オススメ動画:https://www.youtube.com/watch?v=UZmTIwv8njk
「IEC 61131-3」の5つの言語
日本で普及しているラダーダイアグラムを含む5種類の言語が規定されており、使用者のスキルや目的に合った言語が使うことができます。
より深く学びたい方は、PLCopen JapanのWEBサイト(リンク)を御覧ください。