HG-Sシリーズ 接触式デジタル変位センサ|パナソニックインダストリー


精度がよくてボディはスリム、センサヘッドは壊れにくく、しかもコントローラが多機能。現場の声をカタチにした光学アブソリュート方式「接触的デジタル変位センサ」の誕生です。
センサヘッドの主な特長

- 平軸受け2点支持構造で剛性が大幅アップ
- 金属ガイド回り止め構造で、変形や磨耗などの劣化に起因する計測不良やガラススケールの破損リスクを大幅に軽減
- 垂直摺動回数 2億回以上(HG-S1010 / HG-S1110の値)
- 高解像度センサで読み取ることで、高速で測定しても「値飛び」を起こすことなく正確に測定でき、また「ゼロ点忘れ」の心配もなし
- 分解能0.1μm、指示精度1μm以下の高精度センサヘッド
- 先端軸ブレ量35μm以下(HG-S1032/HG-S1050は40μm以下)
エア駆動タイプなら
- エアの供給・開放により、スピンドルが上下に動作するので、センサヘッド自体を上下に移動させるための機構設計が不要
- 本体のシールキャップを取り外すことで、低測定力で測定することが可能
- 横荷重摺動回数:1,000万回以上(代表値)
一般タイプなら
- 横荷重摺動回数1億回以上(HG-S1010 / HG-S1110の値):横荷重への耐久試験を独自に実施
- 耐衝撃: 約200G、耐振動: 約20G
- スピンドルストッパーを下部に設置し、不意の突き上げが起きてもその衝撃をスピンドル下部でブロック
- コントローラの電源を入れたままセンサヘッドを交換する「活線挿抜」を行なっても、故障・破損の心配はなし
コントローラの主な特長

- 2段デジタル表示で、センサヘッド測定値(実測値)と判定値(演算値)を同時に表示可能
- 高コントラストでくっきりと見やすく、高視野角を実現
- 許容される範囲内なら緑色表示、範囲外なら橙色表示になる、直感的にわかりやすいサークルメータを搭載
- 機能別コピーにより、初期設定やメンテナンスの工数を大幅に削減
- すべてのセンサヘッドとの組み合わせで高速応答3msを実現
- センサヘッドの突き上げ異常値、突き上げ回数、使い始めからのスピンドル累積稼動距離(m)を記憶するメンテナンスモードを搭載
- 設定値以上の突き上げ(ストローク)があった場合に、アラームで出力可能
- マスターワークにあわせてENTERキーをワンプッシュするだけで、簡単に公差設定可能
- セルフトリガホールド機能搭載で、スピンドル停止時の振動による「測定値振れ」を抑制することが可能
- 子機を最大15台まで連結可能
アプリケーション事例
- カップリング組み付け後の高さ測定
- カシメ後のリベットの高さ測定
- ねじ締め後の高さ測定
- シャフトの寸法測定
- X-Yテーブルの位置決め
- タブレットの平坦度測定
関連リンク
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