EtherCAT 4軸モーションコントロールボード ECAT-S-MCL | 中央電子


中央電子の4軸モーションコントロールボード「ECAT-S-MCL」は、ステッピングモーターの多軸制御をターゲットとしたローエンドタイプで、4軸のパルス出力により、標準のモータードライバ及びモーターを接続することで容易にEtherCAT対応することが可能です。
主な仕様
ハードウェア仕様
- EtherCAT通信I/F
- 2Port(IN,OUT)
- モーターI/F
- 4 軸(オープンコレクタ、フォトカプラ絶縁)
・パルス列入力タイプのステッピングモータードライバーに対応
・高機能ステッピングモータ(クローズドループ制御方式)には、オプションのエンコーダ入力基板を追加することで対応予定
動作確認済製品:オリエンタルモーター製 CMK、CRK シリーズ、山洋電気製 SANMOTION F2シリーズ
コネクタ:XG4A-5039-A(OMRON)
- 電源条件
- DC24V±10% 約200mA
コネクタ:ML-4000-3P(サトーパーツ)
- 環境条件
- 0℃~ 50℃、10%RH~90%RH結露(結露無きこと)
- 外形寸法/重量
- 220W×120D×20Hmm/166g
- 搭載CPU
- R5F56216BDFB(RX621 シリーズ)
入力CLK:12.5MHz、CPU内部CLK:100MHz(12.5x8)
内蔵ROM:256KB、内蔵RAM:64KB
ソフトウェア仕様
- 通信プロトコルプロファイル
- EtherCAT PDO、SDO/CoE 対応/FoE 対応予定
- DC同期
- スレーブ間のDC同期をサポート
- CiA402デバイスプロファイル
- 対応予定
- モーター制御
- モーター制御LSIの全てのPORTに対してプロセスデータ通信でアクセス可能
- ファンクションブロック
- IEC61131-3に準拠した各社PLC向けのFBDを提供可能
(例)原点復帰、絶対位置決め、相対位置決め、現在位置取得 etc.
- 接続実績EtherCATマスタ
- TwinCAT-PLC(BECKHOFF)/EC-MASTER(acontis)/ NJ-501シリーズ(OMRON)/他
モーター制御LSIによる機能
- 制御軸
- 最大4 軸
(1)各軸独立位置決め
(2)最大4軸までの直線補間
(3)任意2軸の円弧補間
- 出力パルス方式
- 1パルス方式(PLS/DIR)、2 パルス方式(CW/CCW)
2相パルス方式(A相/B相)
- ドライブ
- 相対/絶対位置決め、連続、信号検出、信号検出後位置決め
- 速度制御
- 速度レンジ:0.1pps~8.19Mpps(倍率0.1~125)
速度ビット長:16bit(65535)
実質使用可能速度:500Kpps程度(ステッピングモーターで使用する範囲)
- 加減速モード
- 直線、非対称直線、S字、非対称S字
- オーバーライド
- 移動量/速度オーバーライド可能
- 多軸同期スタート機能
- ボード内4軸までの同期スタート機能(他軸の状態変化による自動スタート機能もあり)
- 三角駆動回避機能
- 直線/S字加減速時
- リミット信号停止機能
- ±LM(リミットセンサ) 入力
急停止/減速停止切替可能、有効/無効指定可能
※原点センサは汎用入力を使用
- 緊急停止用入力
- ESTOP(急停止)入力、SSTOP(減速停止)入力
- ソフトリミット停止機能
- 急停止/減速停止切替可能、有効/無効指定可能
32bitカウンタ(コンパレート機能あり)
- カウンタ機能
- 出力パルスカウンタ32bit
(コンパレート/プリスケール機能あり)
- 補間ドライブ
- 4軸までの直線補間
任意2 軸の円弧補間、連続補間
補間時の合成速度一定制御可能
※記載されている商品名、会社名は各々該当する会社の登録商標または商標です。
※機能向上のため、お断わりなしに仕様の一部を変更する場合がありますのでご了承下さい。
カスタマイズのご要望にも対応可能
標準品のカスタマイズやケースの製作、 お客さま専用品の開発・製造も承ります。
EtherCATスレーブのカスタマイズは、Process data、Mail box(CoE)、分散クロックを使用した同期制御に対応でき、様々な用途に応じた開発が可能です。マスターも含めたシステムでのご相談にも対応いたします。 まずはご相談ください。
関連リンク
製品カタログダウンロード

