OMNIMATE 4.0 配線工数を劇的に削減するSNAP IN(スナップイン)接続とは|ワイドミュラー


電気制御盤内の配線などに使用される端子台。国内では未だ「ねじ式(丸/Y型用)」が主流を占めています。長く使われている方式のため多くの支持者がいますが、トルク管理が面倒なうえ、定期的な増し締めに工数がかかるなどのデメリットもあります。
ねじ式にもPUSH IN(プッシュイン)式にも課題が・・・
ねじ式に対し、欧州で普及している「PUSH IN式」は、トルク管理などが容易なことから徐々に日本国内でもシェアを拡大しています。ねじ式に比べ約50%の工数を削減できるというデータもあります。
しかし、「慣れない」「設計を変更したくない」などの理由により、現在もねじ式を使い続ける技術者は多く存在します。さらにPUSH IN式にもデメリットはあります。
ねじ式の課題
- ねじ締めに工数がかかる
- トルク管理が面倒
- 増し締めのメンテナンスが必要
PUSH IN式の課題
- フェルールが必要な場合もある
- 接続確認ができない
- 接続やリリース時には工具が必要
端子台の課題を一気に解決した「SNAP IN(スナップイン)式」
とはいえ近年、生産性向上と工数削減が多くの生産現場において急務となる中、配線工程の見直しを図るケースが増え、従来の課題を克服する新たなソリューションの登場が待たれていました。
こうした背景から生み出されたのが、ワイドミュラーの“SNAP IN”式端子台、「OMNIMATE® 4.0」です。この「OMNIMATE® 4.0」の使用法は非常にシンプルで、撚り線をカチッと差し込むだけ。これだけで接続は完了です。

使い方はごくシンプル 撚り線でも工具不要
撚り線をコネクタに差し込むと「カチッ」とクリック音がします。接続の状態は表示されるインジケータでしっかりと確認できますし、リリースもレバーを上げるだけ。撚り線でも工具は一切不要です。
SNAP IN式「OMNIMATE® 4.0」の特長
- 撚り線をそのまま挿入、工具不要
- クリック音により直観的に使用可能
- インジケーターで接続を確認
- リリース時はスナップレバーを上げるだけ
- 増し締めなしのメンテナンスフリー
- ねじ式に比べ90%の工数削減
- PUSH IN式に比べ70%の工数削減
品質向上・生産プロセス安定化を
直観的に使用できるとともに、メンテナンスフリー。SNAP IN式はまさに端子台の革新と言えるでしょう。
「OMNIMATE® 4.0」に興味を持たれた方は、ぜひ高木商会までご連絡ください。
関連リンク
- OMNIMATE® 4.0製品ページ(weidmuller.co.jp)

