バッテリ交換15年不要。リチウムイオン電池搭載UPS「SANUPS A13A-Li」
この記事は山洋電気株式会社が提供する製品の情報です。
バッテリ交換15年不要。小型・軽量を実現したUPS
停電対策の要でありながら、「設置スペースが足りない」「数年ごとのバッテリ交換が重い」——UPS(無停電電源装置)にまつわる悩みは尽きません。山洋電気が2026年6月1日に発売した「SANUPS A13A-Li」は、リチウムイオン電池を搭載することで、こうした現場の課題に真正面から応える常時インバータ給電方式UPSです。本記事では、その特長とスペックを設計・調達のご担当者様目線で整理します。
SANUPS A13A-Liとは
「SANUPS A13A-Li」は、リチウムイオン電池を搭載した常時インバータ給電方式のUPSです。鉛蓄電池を搭載した従来品と比べて小型・軽量かつ長寿命を実現し、高い信頼性と省エネルギー性能を両立します。CO2排出量やメンテナンス負荷の削減を通じて、SDGsの達成にも貢献します。
ラインアップは定格出力容量6.25 kVA・12.5 kVA・18.75 kVA・25 kVAの4種類。放送・通信設備や工場設備、サーバ、半導体製造装置、医療機器(MRI、CT)まで、幅広い重要負荷の電源保護に対応します。
5つの特長
1. 小型・軽量 ― 設置面積1/3、質量1/4へ
小形制御弁式鉛蓄電池を搭載した従来品※1と比べ、質量を15%以上低減しました。さらに、長寿命鉛蓄電池を搭載した従来のUPS※2と比較すると、設置面積は1/3、質量は1/4にまで小型・軽量化。限られた電気室やサーバルームでも、大幅な省スペース化に貢献します。
2. 長寿命 ― バッテリ交換が15年間不要
リチウムイオン電池の採用により、鉛蓄電池の3倍という長寿命を実現しました。バッテリ交換は15年間不要※3となり、交換作業や部材にかかるメンテナンス費用を大きく削減できます。ライフサイクルコスト(TCO)を重視する設備計画に最適です。
3. 高効率 ― 最大変換効率92%
主要部品の損失を低減し、変換効率を従来品※4と比べて8%向上。最大変換効率92%を達成しました。日々の消費電力とCO2排出量を抑え、ランニングコストと環境負荷の両面で効果を発揮します。
4. 高い信頼性 ― 無停止での並列冗長運転
6.25 kVAのUPSモジュールを最大4台まで組み合わせることで、信頼性の高い並列冗長運転※5が可能です。万が一の異常時も、インバータ給電を継続したままUPSモジュールを交換できます。また、インバータ給電中にバイパス回路が異常でないことを診断できる機能※6を備え、保守作業をより安心して行えます。
5. 広い入力電圧範囲
入力電圧が-30%※7になるまでインバータ給電を継続します。バッテリ運転への切り換え頻度を抑えることで、バッテリの使用そのものを減らし、早期劣化を防止。電源環境が不安定な現場でも、バッテリを長く健全に保ちます。
主な仕様
| 定格出力容量 | 6.25 kVA | 12.5 kVA | 18.75 kVA | 25 kVA |
|---|---|---|---|---|
| 運転方式 | 常時インバータ給電 | |||
| 交流入力 相数線数 | 三相3線 | |||
| 定格電圧(入力/出力) | 200/210/220 V | |||
| 電圧変動範囲 | 負荷率80%以上:定格電圧±15%/負荷率80%未満:定格電圧-30%、+15% | |||
| 出力電圧精度 | 定格電圧±2%以内 | |||
| 負荷力率 | 定格0.8(遅れ)/変動範囲0.7~1.0 | |||
| バックアップ時間 | 10分(周囲温度25℃、初期値、負荷力率0.8の場合) | |||
| 使用環境 | 周囲温度0~+45℃、相対湿度30~90%(40℃以上は負荷軽減が必要。結露なきこと) | |||
| 期待寿命 | 15年(定期交換部品あり) | |||
| 外形寸法 W(幅) | 500 mm | 500 mm | 500 mm | 650 mm |
| 外形寸法 D(奥行) | 650 mm | 650 mm | 650 mm | 650 mm |
| 外形寸法 H(高さ) | 1200 mm | 1200 mm | 1495 mm | 1670 mm |
| 質量 | 190 kg | 255 kg | 330 kg | 420 kg |
受注開始日:2026年6月1日/価格:オープンプライス/用途:放送・通信・工場設備、サーバ、半導体製造装置、医療機器(MRI、CT)など
操作パネル
回路系統図
こんな現場におすすめ
- 電気室やサーバルームのスペースに余裕がなく、省設置面積のUPSを探している
- 数年ごとのバッテリ交換によるメンテナンス費用・工数を削減したい
- 半導体製造装置や医療機器など、停止が許されない重要負荷を確実に保護したい
- 省エネ・CO2削減、SDGsへの取り組みを設備更新の観点から進めたい
SANUPS A13A-Liの導入をご検討中の方へ
選定・容量計算・既存設備からのリプレースまで、お客様の設備条件に合わせてご提案いたします。
仕様のご相談・お見積りは、お気軽にタカギコネクトまでお問い合わせください。
- 同社従来品/SANUPS A13A(小形制御弁式鉛蓄電池)
- 専用のバッテリ盤に制御弁式据置鉛蓄電池(MSE形)を搭載した同社従来品UPS
- 25℃以下、放電回数5,000回以下の場合
- 従来機種/SANUPS AMB
- 必要容量に対して、UPSモジュール1台分の余裕を持たせた構成
- 特許出願中
- 負荷率80%未満の場合
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。記載内容は2026年6月1日現在の実績です。
関連リンク
- SANUPS A13A-Liメーカー製品ページ(www.sanyodenki.co.jp)
SANUPS A13A-Liカタログ



















