Proface製品のプロが教えるSP5000活用術!!無線LANルータの選定や設置場所の制約フリー


デジタルSP5000シリーズに無線LAN内蔵モデル『SP5660』が加わり、ネットワーク構築がより自由になりました。
無線LANルータの選定や設置の手間に悩んでいた皆さん、必見です!
まずは、デジタル社のProface製品に精通した弊社セールスプロモーター出演のオリジナル紹介ムービーをご覧ください。
1.無線LANルータの設置が難しい現場でも効率的
装置のメンテナンスや遠隔監視を無線化したいけれど、ルータを設置する場所がなかったり、配線の問題に悩んでいたりしませんか?
SP5660なら各種環境規格を取得したベゼル(枠)部分にワイヤレスアンテナが内蔵されているから、配線の手間がなく粉塵が多い現場でも使用可能。しかも動作はメーカーにて評価済みなので、導入時の工数削減も実現できます!
それでは動画でご紹介したSP5660の活用例を見ていきましょう。
2.メンテナンスを無線で
配電盤を開けられない、パソコンの置き場所がないなど、ケーブルやメモリカードを使ったデバッグが難しい現場でも、SP5660があればどこでもメンテナンスできます。
転送方法
転送手順もLANケーブル使用の場合とほぼ同じ。とても簡単です。
①GP Pro-EXなどの作画ソフトで画面を変更し、保存する(動画では分かりやすくスイッチを1つ追加しています)
②作画ソフトの転送ツールを開き、「プロジェクト送信」を選択すると、接続できる機器が自動で検索される
③検索結果の中から、転送したい機器のIPアドレスを選択し、「OK」をクリック
あとは転送が終了するのを待って完了です。
ラダーももちろんOK
ラダープログラムの変更を転送したいときも同様。転送ツールを使って無線での書き換えが手軽にできます。
表示器に接続された機器のデータを更新したいときにも使えます。
3.遠隔監視を気軽に導入
「リモートHMI」を使用する場合も、SP5660があれば無線LANルータの用意が不要。
評価済みのアクセスポイントだから、導入もスムーズです!
※環境要因により電波状況が異なりますので、事前のテストを推奨いたします。
Pro-face Remote HMIって?
スマートフォンやタブレットで表示器を遠隔操作できるアプリケーションです。
SP5660を表示器兼アクセスポイントとして利用して、現在の表示器画面を遠隔監視することが可能です。
接続方法
SP5660(Open BOX)と、「Remote HMI」がインストールされた端末(スマートフォン、タブレットなど)を用意します。
※ラダーソフトなどWindowsアプリケーションのモニタには、別途Remote HMI Serverが必要です
①接続に使用するSP5660をアクセスポイントモードに設定する
②スマートフォンやタブレットをネットワークに接続する
③リモートHMIのアプリケーションを起動し、接続したいサーバーを選択する
4.まとめ
今回はSP5000無線LAN内蔵を活用した画面転送とリモートHMIの設定をご紹介しました。きっと工数削減にお役立ていただけると思います。
ご不明な点は高木商会セールスプロモーターまでお気軽にお問い合わせください。