マイクロフォトセンサPM-25/45/65シリーズ、3つの保護回路標準装備、保護IP64を実現
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パナソニック のマイクロフォトセンサPMシリーズから「PM-25、PM-45、PM-65シリーズ」が登場しました。好評の従来PMシリーズをバージョンアップし、より使いやすいセンサへと進化しています。
注目は、業界初※となる3つの保護回路を標準装備、IP64の実現など、故障リスクの低減に貢献する機能が追加されたこと。また、大きく見やすいマルチアングル動作表示灯の装備で、従来品よりも視認性が優れたという点もポイントです。
(※2016年3月現在、パナソニック デバイスSUNX株式会社 調べ)
それでは、動画でPM-25、PM-45、PM-65シリーズの特長を見てみましょう。
PM-25/45/65シリーズ主な特長
業界初※
3つの保護回路を標準装備
小型ボディでありながら、全機種に「電源逆接続保護回路」「出力逆接続保護回路」「出力短絡保護回路」を標準装備。誤配線によるセンサ故障の不安を大幅に軽減できる機能です。
- 電源逆接続保護回路
- センサに電源が逆接続されてもセンサの主回路に逆向きの電流が流れないようにした回路
- 出力逆接続保護回路
- センサの出力に電源が逆接続されても、出力の破損を防止する回路
- 出力短絡保護回路
- センサの出力が無負荷で+V(NPNタイプ)に接続されたり、負荷がショート側に故障した場合、出力ON時に最大流出電流を超える電流が流れ、出力トランジスタや逆接続保護用ダイオードの破損を防ぐ回路
例)出力が短絡すると、動作表示灯が暗くなります。
保護構造IP64
同社独自の一体成形法により、検出面や本体に溝・隙間ができない構造を実現。水の飛沫、ホコリなどによる故障を低減します。(PM25シリーズ、PM45シリーズのみ)
余裕の投・受光距離 6mm
同社従来品と検出部の外形寸法は同じサイズで、投・受光部分を0.5mm薄くすることにより、投・受光間隔を1mm広くしました。検出物体が検出部に衝突する危険性を低減します。
(単位 : mm) 写真はPM-K45です。
投・受光目印で調整がラク
前後・左右から光軸の上下位置が確認可能。検出物体の位置調整がラクに行えます。
写真はPM-K45です。
業界トップ※
大きく見やすいマルチアングル動作表示灯
入光時に点灯する大型動作表示灯(橙色)を搭載。上からだけでなく、真横からも確認できます。
コンパクトサイズ
同社従来品と同じ取り付けピッチで、全機種において大幅な省スペース化を実現。その上、従来品からの置き換えも簡単です。(PM45シリーズのみ)
ここにも注目!
全機種M3ビスで取り付け簡単
M3ビス1点止めまたは2点止めで、簡単に取り付けることができます。
(M3ビス・座金等は別途ご用意ください。)
- M3ビス1点止め:PM-F25、PM-R25、PM-F65、PM-R65
- M3ビス2点止め:上記以外の機種
振動・衝撃に強い
ケーブルと内部回路の接合部などの応力集中箇所を樹脂で覆う構造により、振動、衝撃による故障リスクを低減します。
ラインアップ
安心してご使用いただける「信頼性」「施工性」のラインアップ。
(※2016年3月現在、パナソニック デバイスSUNX株式会社 調べ)
アプリケーション事例
ここではマイクロフォトセンサの代表的なアプリケーション事例を3つご紹介します。
パレットの位置決め
ドグ※を検出し、パレットを停止させます。
移動体の原点およびオーバーラン検出
台座のドグ※にて原点とオーバーランを検出します。(※ドグとは、センサを動作させるための検出物体のことです。)
回転台の原点検出
回転体にスリットをつけて原点を検出します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
保護回路やIP64など故障リスクの低減に貢献するマイクロフォトセンサをお探しの方はもちろん、パナソニック デバイスSUNXのマイクロフォトセンサ「PM-25、PM-45、PM-65シリーズ」についてご興味のある方、ご質問のある方は、お気軽に高木商会にお問い合わせください。
出所
※1:パナソニック株式会社「電子デバイス・産業用機器:制御機器」Webサイト
アンプ内蔵・コの字型マイクロフォトセンサ[小型・コネクタ内蔵式] PM-65
アンプ内蔵・コの字型マイクロフォトセンサ[超小型・ケーブル式] PM-25
アンプ内蔵・コの字型マイクロフォトセンサ[小型・ケーブル式] PM-45
※2:パナソニック デバイスSUNX株式会社「アンプ内蔵・コの字型 マイクロフォトセンサ」カタログ(2016 年4 月 No.CJ-PM254565-3-10)