リモートGP® 「形式:RGP30」 最適なディスプレイ装置を選べる表示部を持たない表示器 |エムジー


IoT機器を利用する新時代の表示器
株式会社エムジーは、最適なディスプレイ装置が選べ、IoT機器を有効利用できる表示部を持たない表示器リモートGP®「RGP30」の販売を2018年10月に開始しました。
- 形式
- RGP30
- 基本価格
- 165,000円
- 供給電源
- 24V DC
- 消費電力
- 約18W
- サイズ
- 50W×110H×128DD mm
- 質量
- 400g
IoT機器の通信機能や表示機能を有効活用するオープンな表示器
一般に産業用で表示器といえば、操作盤に付いているスイッチ、ランプ、メーターなどをグラフィック表示で画面上に実現し、画面をタッチするなどしてこれらを操作するパネル付コンピューターのことを指します。
当社のリモートGP®(形式:RGP30)は、従来の表示器から表示部以外を独立させてユニット構造にし、盤内に収納するブラインド形の表示器です。Webサーバーを搭載し、通信ネットワークを通じて情報の表示・操作を行います。

オープン仕様のためさまざまな機器が使用可能
オープン仕様のため市販のモニター画面、PLCやリモートI/Oユニットといったフィールド機器、Webサーバー機能搭載のIoT機器、監視カメラなどさまざまな機器を組合せて使用できます。

マルチ画面を簡単に実現
Webブラウザーベースであるため、1つのページ内に別のページを埋込む「インラインフレーム」で表示することができます。したがってネットワークに接続されている別のデバイスの情報を1つの画面にまとめて表示できます。ベース画面、サブ画面を複数枚用意して、ボタン操作で切替えることができます。画面は1,024枚まで登録できます。
また、画面パターンごとに異なるアクセス権限を設定することができます。画面パターンおよびアクセス権限は8段階まで設定できます。

リモートGP専用作画ソフトウェアで好みのグラフィック画面を作成可能
RGP30専用作画ソフトウェア(形式:RGP-Designer)は、背景画の上にランプやスイッチなどのパーツを貼付ける形でグラフィックを作成します。それぞれのパーツはプロパティで機能やサイズ、色、フォントを指定できさまざまなバリエーションを作成できます。RGP-Designerはフリーソフトとして当社ホームページからダウンロードできます。

アプリケーション例
①既設生産ラインに大型表示パネルを設置
既設の生産ラインに大型表示パネルを追加設置する場合、PLCのデータをネットワーク経由でリモートGP®(形式:RGP30)に入力し、そのグラフィック機能によって大型パネルに表示します。PLCのラダープログラムを変更せずに済むため、生産ラインの見える化が簡単に実現します。

②立体パーキングの操作パネル
PLCとリモートGP®(形式:RGP30)を組合せて立体パーキングの操作パネルを実現できます。

タッチパネル使った生産ラインの操作とロギング
製造装置の操作パネルとしてリモートGP®(形式:RGP30)を使います。PLCやリモートI/Oを使ってパネルから装置の操作信号を入出力します。ロギングは現場設置形データロガーで行います。

リモートGP®「RGP30」リーフレット
リモートGP®「RGP30」のご紹介資料をご用意しました。(PDF:3.0MB)

