無線スイッチを大幅リニューアル 現場の自由度アップへ|シュナイダーエレクトリック


シュナイダーエレクトリックは、2010年に世界で初めて配線レス・バッテリーレスな無線スイッチを製品化して以来、10年以上にわたり現場の効率アップに貢献してきました。このほど同社は、これまでの経験・ノウハウをもとに無線スイッチのラインアップを大幅リニューアルしました。
このリニューアルで注目されるポイントのひとつは、スイッチの電波が受信機に届いたことが手元でわかるオプション機能「ビジュアルフィードバックオプションZBRV1」の追加です。同社はこの新機能により、無線スイッチの利用シーンのさらなる拡大を目指しています。
スイッチの電波が届いたことを手元で確認可能
新たなオプション機能「ビジュアルフィードバックオプションZBRV1」は、スイッチを押すとユニットが光り、スイッチ電波の受信機への着信を手元で確認できるもので、さらなる作業効率アップを実現します。
ビジュアルフィードバックユニットZBRV1の仕組み

装着作業はユニットをはめ込むだけで完結します。詳しくは下の動画をご覧ください。
フィードバックユニットの取付動画
「無線スイッチ」リニューアルの主なポイント
- 従来品1/3の薄型サイズを実現
- 従来品の1/2以下(10N)の力で押せるようタッチを改良
- 動作周囲温度-40~70℃に対応※
- 世界中で同じスイッチを搭載可能(従来製品とも完全互換)
- 受信機は、最大32または60の複数スイッチを接続可能
- 送信機のヘッドは計140種類を追加発売
※ビジュアルフィードバックユニット使用時の動作周囲温度は-25~40℃となります。
現場の自由度を高める無線スイッチ
シュナイダーエレクトリックの無線スイッチは、配線レス・バッテリーレスが特長です。電池交換の必要がないため現場をシンプルにし、保守メンテナンスにかかる時間やコストを削減します。
動作範囲は、障害物がなければ100m、制御盤内に受信機を取り付けた場合は25mです(範囲は中継アンテナを使用し延長可能)。
無線スイッチの活用シーン
- 呼び出しアクションやあんどん表示
- フォークリフトの通行連絡
- クリーンルームでの物の受け渡し連絡
- 調整式コンベアの方向切替や位置調整、衝突防止に
- ものを乗せるときや抜き打ち検査、メンテナンス時の一時停止など
- 停止した装置の再稼働を手元で
- シャッターの開閉
- 無人搬送機・ロボットの遠隔起動
- 車両格納の検出
- 段取り替えの多いコンベアのワーク検出
- バルブの開閉確認
- ライティングのON/OFF
- スイッチの追加加工(引き回し配線が不要)
現場をシンプルに、生産効率アップを支援
シュナイダーエレクトリックは、このほかにもロープスイッチ、リミットスイッチなど多彩な無線スイッチをラインアップしており、様々な現場の生産効率アップを支援しています。同社の無線スイッチに興味を持たれた方は、高木商会までご連絡ください。
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