SX-PCEAXシリーズ 次世代無線LANシステム開発に最適な無線LANモジュール|サイレックス・テクノロジー


サイレックス・テクノロジーの「SX-PCEAXシリーズ」は、無線LANの最新規格であるIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E ※1)と、クアルコム社の技術を応用した独自機能を搭載する無線LANコンボモジュールです。
サイレックス・テクノロジーは、国内で唯一認められたクアルコム社認定デザインセンターのWi-Fi技術パートナーです。使用しているクアルコム社の技術(Dual Band Simultaneous)は、1つのチップセットで異なる2つの周波数帯を同時に使用可能にするものです。
高い通信効率と安定性、省電力性能により、電波環境がシビアな工場や倉庫、医療現場などで利用される無線LAN搭載機器(AGV、ハンディターミナル、内視鏡など)の活用がさらに広がります。
SX-PCEAX紹介動画
第11回IoT&5Gソリューション展【春】@東京ビッグサイトにデモ展示した様子と合わせてご覧ください。
主な特長
独自機能1
同じデータを異なる2つの周波数帯で送信することで、ノイズに強く通信段が発生しにくい機器を開発できます。より確実に無線データを届けたい用途や環境で力を発揮します。
独自機能2
異なる2つの周波数帯で1つのデータを一気に送信します。Wi-Fi 6の通信速度をさらに高速化することで、超音波スキャナなどの大容量データでもストレスなく伝送します。

Wi-Fi 6の主な特長
- 同時通信で安定通信を実現するOFDMA
- 複数のアンテナから同時にデータを送受信するMU-MIMO
- 電力消費を抑制するTWT
主な仕様
型式 | SX-PCEAX-M2 | SX-PCEAX-HMC | SX-PCEAX-SMT |
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チップセット | クアルコム社製QCA2066 | ||
ホストインタフェース |
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無線LAN仕様 | IEEE 802.11a / b / g / n / ac / ax (2x2) | ||
Bluetooth®仕様 | Bluetooth® v5.2 ※2 | ||
アンテナ端子 | MHF4コネクタ:2個 | ||
動作環境条件 |
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外形寸法 | 22.0×30.0×2.70mm | 29.85×26.65×2.90mm | 14.0×18.0×1.90mm |
無線認証 | 日本、アメリカ、カナダ、欧州(英国) |
- ※1 日本国内では、6GHz帯に関してはまだ認められていません。海外では、米国など一部の国で6GHz帯の使用が可能です。
- ※2 無線認証取得およびBluetooth®対応予定です。
製品ラインアップ
「SX-PCEAXシリーズ」は以下の3種類で構成されます(量産出荷開始 : 2022年3月)。

サイレックス・テクノロジーの「SX-PCEAXシリーズ」は、無線LAN搭載機器開発を計画するお客様に数多くのメリットを提供します。本製品に興味を持たれた方は、高木商会までご連絡ください。
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