IoTを活用した遠隔監視・予防保全システム クオリカ「CareQube+」のご紹介


「CareQube+」製品概要
製造現場の設備・機器の稼働データを活用し、 業務や経営の課題解決に活かす。 それが、遠隔監視・予防保全ソリューション「CareQube+」です。
製造現場で稼働する設備・機器を遠隔監視し、予防保全を行うことは、今や、業務の効率化やビジネスの成長にも直結する経営課題と言えます。「CareQube+」は、設備・機器から情報を取得するためのIoT端末、通信回線網から、クラウドを利用したデータベースサーバー及びアプリケーションにいたるシステムをワンストップでご提供する、独自の遠隔監視・予防保全システムです。もちろん導入時には、製造現場を知り尽くしたクオリカが、お客様の業務状況について丁寧にヒヤリングします。
導入後も稼働状況の監視や情報の集約、分析にいたる一連の流れをトータルでサポートし、実際の業務で活用できるシステムのご提供を行います。また、ERPやSCMなどの既存システムとの連携・拡張も可能です。IoTが実現する、「つながるものづくり」。クオリカの「CareQube+」が、実現します。
「CareQube+」用プローブ端末のご紹介
グローバルで利用可能な防水・防塵IoT端末
「CQ13-SG-01」
クオリカ社がご提供する保守・保全に特化したIoTソリューションの起点となる情報収集端末である「CQ13-SG-01」をご紹介します。
CAN、RS-485、LANなどの多様なインターフェースに対応するとともに、端末の保護構造についてはIP65相当の防水防塵性能を有しており、使用温度-20~+70℃、幅広い動作電圧(DC 10~30V)への対応、さらに優れた耐衝撃性及び耐振動性も有するなど、産業機械のさまざまな環境に適合します。
CQ13-SG-01特長
- CPU、メモリー、GPSモジュールを搭載
- サーバー通信、PLC、CAN通信プロトコルを標準実装
- 端末内にもデータを蓄積可能
- IP65相当の防水・防塵性能を有し、さまざまな環境に対応
- 産業機械との多様なインターフェースを有しており接続が容易
- 小型/軽量化により設置場所を選びません
- グローバルSIMを採用v
- 海外認証(CE、FCC)取得済み
- 「CareQube+」サーバーへ自動的に接続するため※、容易に遠隔監視・予防保全システムの構築が可能
※事前に「CareQube+」の利用契約及び初期設定が必要になります。
CQ13-SG-01仕様
型名 | CQ13-SG-01 |
---|---|
入力電源 | DC10~30V |
動作温度 | -20~+70℃(ただし結露なきこと) |
外部通信 | キャリア通信網(3G) |
インターフェイス | LAN×1ch(10/100Base-T) |
CAN | ×1ch |
RS-232C | ×1ch |
RS-485 | ×1ch |
接点入力 | ×4ch |
接点出力 | ×4ch |
A/D入力 | ×4ch |
GPS | 受信機内蔵 |
外形寸法 | 155(W)×41(H)×74(D)mm ※コネクタ・突起部除く |
本体重量 | 約610g |
材質 | アルミダイキャスト |
防水防塵対応 | IP65相当 |
適合規格 | (国内)TELEC/(海外)CE、FCC |
「CareQube+」管理画面の紹介
「CareQube+」は、対象機器を限定して導入するなどのスモールスタートが可能です。もちろん、IoTでデータを取るという「単一目的」からスタートすることも可能です。 次のステップとして、取得したデータを分析することで業務や経営が抱える課題を解決する「多目的」な活用に展開することも可能です。
製造業の現場に精通したクオリカが、目的設定から業務/基幹システムへの連携まで、各フェーズでPDCAサイクルを回しながら、お客様の要望に応えるシステム導入をサポートします。
ポータル画面
ユーザーごとに情報を任意に表示させることができるので、必要な情報に素早くアクセスできます。
グラフ表示
日別・月別・年別にグラフ表示を行います。表示方法を設定できるので見やすくなりました。
モニター画面
機械ごとの監視項目を時系列で表示し、発生したイベント(異常、閾値超過等)と紐付けて確認できます。
消耗部品管理画面
消耗部品の交換推奨時間や回数などを定め、通知を行うことで、事前対応を促します。
地図表示
稼働している機械の位置情報を表示します。範囲を設定し管理することも可能です。
稼働監視
日別・月別・年別の稼働時間・停止時間と主要監視項目を表示します。
クオリカはITを通じて、製造業様のベストパートナーを目指しております。