AirGRIDシステムパッケージソリューション「Flex Signal」のご紹介


知らせる信号灯から、記録する信号灯へ
AirGRIDは、複雑な設備の稼働状態をありのままに写し出す簡単なIoTソリューションとして、設備、メーカー、年式を問わず稼働データを簡単に収集できるパトライト社のワイヤレス・データ通信システムです。
パトライト社製の 信号灯に取り付けるだけで、機器情報が無線で転送されるシステムで、取得データをもとに、生産工程のボトルネック改善など、お客様の目的にあった様々な情報活用が可能になります。
また国際標準通信規格を採用した安心で確実な無線通信は複数台の同時運用でも安心の通信精度を誇ります。
ソリューション提案「稼働監視Webシステム」
AirGRIDは、アプリケーションとの連携により、設備稼働データの活用方法がさらに広がります。また、WD連携パートナー様ソフトを利用することで、短時間で運用開始が可能になります。
今回は、WD連携パートナーである東海ソフト社のシステムパッケージ「Flex Signal」による稼働監視Webシステムをご紹介します。
東海ソフト株式会社 Flex Signal for AirGRID
概要
- 設備、装置の信号灯より信号状態を取得するため異なる機種での監視管理を実現
- パトライト社製AirGRIDにより、稼働信号を工業内配線工事レスにて計測可能
- 信号変化から「稼働」「停止」「生産カウント」などのリアルタイム管理を実現
- 装置毎の状態をWebブラウザーによる一括監視で、見える化を実現
- 充実の装置個別マスター管理により、データ管理方法を自由設定
- システムパッケージ化されたアプリケーションにより、短納期での導入が可能
基本機能
ガントチャート:各設備の稼働状況を時間単位に把握したい
- 信号状態より稼動状況を時間軸にて表現し、設備1台1台の稼動状態を詳細に『見える化』
- カウント機能により、時間単位の生産数と運転・停止信号の関係性も把握でき、工程改善活動に活用可能
アンドン:工場にある複数の設備の稼働状況を一括で監視したい
- リアルタイム監視により、稼動状況を一覧表示にて『見える化』を実現
- 稼動時間、停止時間(回数)及びカウント機能による生産数の表示も装置毎に表示可能
- 大型モニターへの出力で、簡易にアンドンシステムを実現
稼働分析:設備の稼働状況を集計、管理、分析がしたい
- 簡易稼動分析機能により、日単位の稼動実績が⾃動的に集計管理され日々の分析を強力にサポート
- CSVファイルダウンロード機能により、Microsoft Excelによる集計管理が可能
マスター管理:信号の色が持つ意味合いが工場や装置によって異なる
- 装置1台単位に信号灯色情報から稼働信号、異常信号、カウントの管理まで管理方法を個別設定可能
イベント通知:管理画面から離れたところでも設備の稼働状況が知りたい
- 装置の異常発生/復帰に対してイベント通知の設定を行い、メール配信/ネットワーク信号灯への通知
- 装置個別での設定が可能で、装置管理者別にメール発信先が設定可能
Flex Signal for AirGRIDデモサイト
東海ソフト社のWebサイトにて、システムの基本機能がご確認いただけます。
Flex Signal for AirGRID デモサイト
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パトライト社の「AirGRID」と、東海ソフト社の「Flex Signal」による稼働監視Webシステムで、お客様の目的にあった様々な情報活用が可能になります。複雑な設備の稼働状況を写し出す仕組みの一つとして、改善活動に是非ご検討ください。
出典
※東海ソフト株式会社 Webサイト「IoT/M2Mソリューション」
Flex signal
※東海ソフト株式会社 資料 パトライト社Webサイト掲載
「Flex signal」PDF
※株式会社パトライト Webサイト「パトライトのものづくりソリューション」製品情報
エアグリッドWD-Z2型